2016年〜港区保活日記

港区で保活中です。保育園見学でのあれやこれや日記。

保育にもっと選択肢を。

港区は、いろんな預け先、預けるスタイルがいくつか用意されていて、

一応選ぶことができるように工夫していると思います。

働き方やライフスタイルに応じた保育先が考えられているのは

とても良いことですね。

 

でも、やっぱり待機児童は存在するし

他の区にいたってはもっと多くの待機児童が存在する。

保育士を確保して、早急に保育園をつくらねば!

とがんばっても、老人の方々に「断固反対!」と罵倒されたりして

ほんと、大変ですよね。

フランチャイズのコンビニをオープンするようには

すんなりいかないんじゃないかと思われます。

 

もうちょっとみんなで知恵とお金と協力をし合わないと

待機児童はいつまでたっても減らないだろうなと。

 

よく言われる「会社に保育園」のしくみ。

これはもうちょっと本格的にはじめた方がいい。

もちろん、すし詰めの通勤電車に1時間以上ゆられて出勤するヒトには

地元の保育園に行ってもらわなくちゃならないけど

電車で10分のところに住んでるなら

時差出勤して子どもを会社内保育園に預けるのも不可能じゃないはず。

 

保育園を作ろうとして反対されて中止という悲しいニュースを

聞きますが、小学校、中学校、高校、大学までを視野にいれて

その中に保育園の箱ってつくれないのかなぁ。

南麻布のまなびの森保育園は東小学校と隣接(ほぼ小学校の中といっていい)

しているのだけど、大学内とかすごく広いし一部を間借りして

学生にも研修してアルバイトで手伝わせるとかね。

 

大型集合住宅も、考える余地があるはず。

500世帯とか、1000世帯ある集合住宅を建設する場合は

施行主がその住民と近隣住民が利用できる保育のシステムを構築していくとか。

 

育休の期間は会社によって違うけれど

現状1歳の誕生日までがスタンダードな育児休業期間。

だけど、子どもが3歳になるまでOKにするとか

時短や在宅勤務をもっとフレキシブルにするなど工夫をすれば

こんなに0歳、1歳の枠が熾烈な争いになるまい。。。

 

外国人ナニー、ベビーシッターの規制緩和をもっとすすめる。

フィリピン人のシッターさんを週5で雇っているヒトがいるんだけど

マレーシアとかフィリピン人のナニーがもっとポピュラーに

なればいいのにと思う。

 

とにかく、今の日本は働き手の人口がどんどん減少しているのだから

女の人にも働いてもらないと日本経済なりゆかないでしょう。

保育問題が解消しなければ、

夫婦のどちらかが仕事ができなくなり、家計を逼迫し

子どもの教育費にも影響が出てくるでしょう。

子どもの学力が低下し、

そうでなくとも人口が減少しているのに頭脳も低下し

いよいよ日本は沈没していくわけです。

 

共稼ぎで家計を支え、日本の経済を支えていくためにも

安心、安全、良質な保育が必要なのです。